「ジェイソン流 お金の増やし方」（著者：厚切りジェイソン）を読んだので感想をまとめてみました。
販売ランキング上位にでてくるし、３０万部以上売れているので読む前からワクワクしていました。資産形成の基本が書かれており、ぜひ紹介したいと思ったので以下に感想をまとめておきます。
どんなことが書いてあるか
・ 投資をこれから始める初心者向け。
・ 資産形成の王道をまとめた本。すぐに儲かる投資のテクニックが書かれた本ではない。
・ お金の使い方など、お金との向き合い方も書かれている。
・ ジェイソンンのお金や人生との向き合い方の一部が紹介されている。
本書のポイント
・ １５年間の投資経験から得た投資法をまとめた本。
・ 資産を増やしたいなら、すぐ行動すべき。
・ ジェイソンの投資法は、支出を減らして、残りのお金を投資に回して、待つというもの。
・ 投資の前に、必要なものに価値に見合うだけのお金を使うという感覚を養うことが大切。
・ 投資は行うけれど、今の仕事でスキルを磨いて自分の市場価値を上げることも大切。
・ インデックスファンドに「長期・分散・積立」投資するだけ。とにかく継続。近道はない。
・ ３か月暮らせる現金は絶対残す。生活費を除いた収入はすべて投資に回す。
・ 投資を始めたらやめない、売らない。どうしてもお金が必要になったときに一部を売却する。
・ 毎朝、株価やニュースをチェックする。株価が動く理由を考える。運用方法を変えるためではなく、心の備えを保つため。
・ お金を増やすのは、家族の安心と色々なことに挑戦する豊かな人生を送るため。手段であって目的ではない。
注目した点
厚切りジェイソンの投資方法は、インデックスファンドに「長期・分散・積立」投資をするというもの。まさに資産形成の王道であり、この考え方でいかに長く続けられるかというのが大切なところだと思います。
自分の価値を上げる、お金を使うときに価値を考えるというのもすごく重要な視点だなと思います。
自分の価値を上げるという点では、人生１００年時代という背景があるなか、わたしも自分自身の無形資産も育てるべきでありだと感じており、日々成長することの大切さに共感しました。
お金を使うときに価値を考えるというのは、投資をする目線でもやはり重要かなと思います。
厚切りジェイソン自身は、米国のサービスを主に使っているようですが、日本の制度や商品なども簡潔にまとめられていました。本文中ご自身はデータオタクとおっしゃっていますが、たぶん色々調べて自分であれこれ考えるのが好きなんだと思います。
本書の後半、”投資としてやらないこと”も自分的には結構注目ポイントだったのかなと思います。やらない理由に納得！
ぜひぜひ中身を読んで”投資としてやらないこと”もみてください。
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